子供達から元気をもらいました

村の挑戦

2014年10月16日

回根羽やまあいフェスティバル」が開催されました。村民の皆さんが総参加で、手作りで作り上げるこのイベントは、自分たちで楽しむとともに、多くの皆さんとの交流を深め、地域の素晴らしさを見直すことを目的に開催しています。イベント1日目は恒例の全村運動会です。昨年までは、小学校の運動会は単独で別の日に行ってきましたが、子供達が一生懸命準備し、精一杯競技する姿を、多くの村民の皆さんにも見て頂きたいということから、今年から午前中を主に小学校運動会、午後からを全村運動会とし、新たに「村民大運動会」として開催しました。今までより開催時間を1時間ほど早めて、朝8時30分には競技開始です。
父兄の皆さんはもちろんのこと、一般村民の方も多く参加して頂きました。子供達が紅白に分かれての応援合戦、今までにない大きな声を張り上げ頑張りました。かけっこでは一人一人が熱い気持ちをマイクを通して話してからのスタート。1年生から6年生までが一緒になった創作ダンスの集団演技では、一生懸命に演技する子供たちに、会場全体が大きな感動に包まれました。子供達の競技の合間には、大人たちの地区対抗綱引き予選が入ります。村の四季を表現する伝統種目「根羽の華」や、全校リレーなど、子供達はいつも以上の力を発揮していたように思います。
午前の最終競技は消防団の班対校リレーです。会場はいやおうなしに盛り上がります。お昼の時間帯は、村功労者の皆さんへの表彰や感謝状の贈呈をさせて頂きました。午後からは一般競技です。和気あいあいと楽しい競技が進み、最終種目は5地区の地区対抗リレーで締めくくりです。
新しい形で取り組んだ今年の運動会では、小学校の子供達も多くの村民の皆さんの応援を受けてとても頑張りましたが、それ以上に子供達から村民の皆さんが大きな力をもらえたことがとても嬉しかったです。
2日目は多くの出店コーナーや催し物で賑わいました。「自分達の住む地域に誇りと自信を持つこと」、そして「そのことを次世代を担う子供たちにしっかりと伝えていくこと」、このことが持続可能な地域づくりには必要不可欠です。根羽村には、そんな元気な姿があちこちで見られます。

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